サイトアイコン 酒井 誠・ギタリスト Makoto Sakai

2008年11月22日 マーチン D-28(2007年製) 群馬県YIさん

群馬県のYIさんが、TSピックアップ3を取り付けに来てくださいました。今回は2007年製のMartin D-28です。傷一つ無く綺麗なギターに取り付けました。

テープで養生して、割れが生じないように面取りを施します。

もともと開いていたエンドピンの穴に接着剤を充填してドリルの中心がブレないようにしておきます。

接着剤が完全に硬化したら、いつものように12mmの穴をドリルで慎重に開けてゆきます。

再び、仕上げ用の面取りをして、養生テープを剥がします。綺麗に開けることができました。

TSピックアップシステム3の取付をします。今回はハムバッキングも同時に取り付けます。

バランスは経験どおりの割合で大丈夫のようです。大体コンデンサーマイク30%、コンタクトピエゾ100%、マグネット40%ぐらいになりました。D-28のコンタクト・ピエゾの貼り付け位置ですが、ブリッジの1弦側端あたりが良いみたいです。高音だけを拾うより、幾分中低音も入れたほうがそのギターの個性がでます。こうしておくと、コンタクトピエゾをメインに使い、コンデンサーマイクを下げられるので、ハウリングにも幾分強くなるようです。
取付が完了したD-28です。

今回も即興演奏(適当演奏とも言う)で、サンプルを録らせていただきました。後半のトレモロ奏法と強めのピッキングも綺麗に出てると思います
Martin D-28(2007年製)+TSピックアップシステム3(マグネットはNEO-Dハムバッキング)
https://guitarsk.com/wp-content/uploads/2013/02/d-28_2007.mp3?_=1

サンプル音はノンエフェクト、パソコンで一切加工していません。システム3からの音をダイレクトに録っています。

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