以前TSピックアップシステム3Lを取り付けられた、埼玉県のAさんが、追加でマグネットも付けてほしいという依頼がきました。YAMAHA APX500Ⅱに今回はFISHMAN NEO-D Passive Soundhole Pickupを取り付けました。
YAMAHA APX500Ⅱはサウンドホールが楕円形で小さく、しかも周囲に厚めの装飾が施されていますので、NEO-Dをそのまま取り付けることはできません。そこでNEO-Dの本体を内部のコイルギリギリまで削り、さらにNEO-Dが弦に当たらないように上部も薄く削り取り付けました。
さらに元々付いていた基板を改造してTSピックアップの最新バージョン同様にしました。
今回使用したNEO-Dはシングルコイルですが、TSピックアップシステムならシールドの長い引き回しが無く、直後にゲインを稼ぐことができますから、ハム音はほとんど入りません。NEO-Dのシングルコイル搭載の他のギターもライブで使用してもノイズの問題はありませんでした。外付けプリアンプではこう上手くはいかないと思います。
NEO-D付けることによって、低音の迫力が違います。
低音中心のサンプルをラインから録ってみました。マグネット100%、コンタクトピエゾ100%、コンデンサーマイク50%です。
今回はご依頼ありがとうございました。