11月11日の明け方、三日月の光が大地をわずかに照らし、西の空に火星が沈んだ頃、東の空には金星が姿を現します。明けの明星が堂々と輝いた後、おとめ座の「スピカ」が姿を表します。そして太陽に一番近い惑星、水星の登場です。やがて太陽の強い光で見えなくなります。 水星は太陽からの大きな重力によって周囲の時空が歪んでいます。そのため公転周期が100年で43秒ずれます。この43秒のずれは科学者の間で長年謎でした。重力によって時空が歪むという一般相対性理論によってそのずれを説明することができました。
撮影はこんな感じで行いました。
レンズが曇らないようにレンズヒーターを付け、モバイルバッテリーで長時間撮影もできるようにカメラに電源を供給しながらの撮影です。三脚は最短にして風の影響を極力受けないようにしました。
・・・・・寒かったです。