土星を撮影してみました。天体望遠鏡Sky-Watcher MAK127にVixenの2倍バローレンズを通して、ZWO ASI294MCで撮影しました。
明日8月2日は土星は「衝(しょう)」となります。「衝(しょう)」というのは、地球を中心とした場合、太陽の反対側が土星になる瞬間のことをいいます。簡単に言うと「太陽」—「地球」—「土星」という感じで大体直線上に並びます。
地球と土星との距離が短くなる上、太陽からの光を正面から受けるので、土星を観察するにはとても良い時期と言えます。
今回は少し前ですが晴れたので撮影してみました。
動画から高画質な静止画を生成する
「AutoStakkert!3.0」でスタックして「RegiStax 6」でウェーブレット処理したものです。
「stack(スタック)」とは動画のそれぞれのコマから良い部分を取り出し合成することで、ノイズの少ない情報の多い静止画を作ることです。
「wavelet(ウェーブレット)処理」とは、天体の模様の大小ごとに強力な強調・復元処理をほどこすとで、より立体的に見えるようにすることです。