先回分解した3Dプリンターから、ステッピングモーターが5つ取れたので、今回はこのステッピングモーターを回したいと思います。 目標にしたのは次の4つの点です。
1.マイコンなし、プログラミングなしで回す。
回すためにPCを持ち込まなくても、スタンドアロンで動作したほうが何かと便利です。
2.回転数を自由に制御できるようにする。
非常に遅い回転から、脱調寸前の高速回転をボリューム1つで制御できるようにします。
3.正転、逆回転を切り替えられるようにする。
回転方向の自由度が増します。
4.停止しているときは手動で動くようにする。
止まっているときに静止トルクが無いようにして、自由な位置でまで手動で動かせるようにします。
回路図
基板配置図
- トグルスイッチで反転
DIRをそれぞれ、プルアップ、プルダウンすることによって回転方向が決まります。 - トグルスイッチによる停止
ENをプルアップすることによって停止し、モーターへの電流を制限します。これにより静止トルクは発生しません。 - VRは50kのものを使っています。
3Dモデリング