パソコン・スマホ備忘録

【DaVinci Resolve 16】入門No.07 「トランジション」や「エフェクト」で見栄えを良くする

クリップから次のクリップに移行する際の演出を行う方法の一つとして「トランジション」があります。

フェードイン・フェードアウト

エディットモードのタイムラインで行います。クリップのそれぞれ左端と右端のコーナーポイントをドラックすることでフェードイン・フェードアウトさせることができます。

これでこの傾きに応じたフェードをかけることができます。

クロスディゾルブ

次のシーンに移り変わるときに最もよく使われるトランジションがクロスリゾルブです。

クリップとクリップの間を「右クリック」します。出てきたショートカットメニューから長さに応じたクロスディゾルブを選びます。

あとでクロスディゾルブの長さを四角の左右の辺をドラックすることで変えることもできます。

右上のインスペクタからさらにカスタマイズできます。イーズを選択するとより滑らかに変化させることができます。

出来上がったトランジションを再利用したい場合は保存することができます。

クロスディゾルブで右クリックして現れるショートカットメニューから「トランジションプリセットを作成」を選び名前をつけて保存します。これでプリセットが「エフェクトライブラリ」に保存されます。

保存されたプリセットは左側のエフェクトライブラリの「ユーザー」から選んで利用することができます。ここからドラック&ドロップでタイムラインに持っていきます。保存されたものは黄色で表示されているので識別しやすいです。

エフェクトライブラリには、クロスディゾルブ以外にも様々なディゾルブが用意されていて、ドラッグしてすぐに使うことができます。

スムースカット」はモーフィングのように次のシーンの状態に滑らかに繋げてくれます。

オンスクリーンコントロール

それぞれのクリップの変形は、インスペクタでも行えますが、より直感的にビューアからも行うことができます。

タイムラインの左上から「変形」を選びます。するとビューア上に変形させるためのポイントが現れますてポイントをドラックして変形させることができます。中央部をドラックすれば移動させることもできます。中央部のハンドルで回転させることも可能です。

操作が終わったらもう一度変形をクリックしてOFFにしておきます。

またこうした変形前と変形後の2つキーフレームからアニメーションさせることも可能です。一例としてサイズ変更をアニメートします。

サイズ変更をアニメート

まずアニメーションしたいクリップを選びます。そして最初の位置を決めたならインスペクタの変形の「ズーム」にダイヤモンド型の部分を押してキーフレームを入れます。タイムラインを勧めて次の位置が決まったなら、変形させた部分と位置にキーフレームを入れます。これでこの間にズームアニメーションになります。

要点は

インスペクタからキーフレームを入れる

ということです。

キーフレームを挿入するとその位置での大きさや位置が記録され、次のキーフレームの位置や大きさまで滑らかなアニメーションとなって移行していきます。

 

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