パソコン・スマホ備忘録

【DaVinci Resolve 16】入門No.14 「写真のスライドショー」を作る

プリントした写真が切り替わるようなスライドショーを作ります。

  1. 写真に白フチをつけてます。
    写真をfusionページで、以下のようにつなげます。「Background」は「白」にして「Mediain1(写真)の周囲を「Rectangle2」で調整、Backgroundの上の「Rectangle1」で白フチの幅を調整します。

    こんな感じになればOKです。
  2. このままでは白い背景が来たときに写真の境界線がわかりませんので、写真の境界線を描きます。
    「Merge1」のあとに以下のようにツールを配置します。
    「Transform1」で写真全体の大きさや位置を変更できます。
    「Shadow1」で写真の堺を描画しています。
    「ドロップシャドウ1」で写真に影を付けています。
    「Merge2」に「Backgrond2」を白に設定することで、ドロップシャドウの影が見えるようにしています。

    こんな感じになります。
  3. これで写真の枠ができましたから、これを動かします。
    ドロップシャドウを確認するためにつけた、Backgroundは削除して、代わりに動かすための「ドロップシャドウ」の次に「Transform2」を追加します。
    「Transform2」の「Size」を画面からはみ出すぐらいに拡大したあと、「Angle」を斜めにして、ビューアの真ん中をドラックして見えないくらいの右斜め上の位置に配置します。

    こんな感じの配置にします。
  4. プレイヘッドを先頭にしキーフレームを挿入しておきます。キーフレームは「Center」「Size」「Angle」にチェックしておきましょう。プレイヘッドを「30」フレームあたりに持ってきてセンターをもとのポジションX「0.5」Y「0.5」にします。
  5. プレイヘッドを「90」フレームまで移動し、すべてを初期設定にしてキーフレームを挿入します。
  6. プレイヘッドを最終フレームに移動し、「Size」を「0.8」、「Angle」を「6」に設定します。
  7. 「Settings」のタブから「Motion Bur」を付けていきます。「Quality」を「5」にしておきます。
  8. 「Spline」の「Center」の移動軌跡を次のようにします。
  9. 「Size」をこんな感じにします。
  10. 「Angle」をこんな感じにします。

    次に背景にある写真を追加します。
  11. 「Median1」に「Transform3」と「フィルムダメージ1」ノードを加えます。
  12. 「Transform3」を選択してプレイヘッドを最初にして「インスペクタ」で「Size」を「0」にしてキーフレームを挿入します。
  13. プレイヘッドを「29」フレームまで移動し、再び「Size」にキーフレームを挿入します。
  14. プレイヘッドを「30」フレームまで移動し、「Size」を「1.8」、「Angle」を「-20」に設定しキーフレームを挿入します。
  15. プレイヘッドを最後に持っていき、「Angle」を「-10」にします。
  16. SplineでAngleを以下のような感じにします。

    次に「フィルムダメージ」の設定をします。
  17. 「フィルムダメージ」ノードを選んで「インスペクタ」から「ビネットの範囲」を調整します。下のほうの「スクラッチの追加」は「有効化」のチェックを外しておきましょう。
  18. 最後にマージして出力に接続します。

 

 

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