DaVinci Resolve 16で手振れ補正は、エディットページかカラーページで行います。
エディットページで行う方法
クリップを選択して右上のインスペクタからスタビライゼーションを展開してスタビライズボタンをクリックするだけです。ボタンを押すと解析され、結果を見ることができます。
細かく設定を詰める場合は、下のパラメーターを変更します。パラメーターを変更したなら再びスタビライズボタンをクリックします。
- Cropping Ratio:どれだけフレームをクロッピングするのかを設定できます。0.25から1の間で設定でき、数字が小さいほど大きくクロップされスムーズな動きになります。画角が許す場合大きくクリップされてしまいますが、0.25にして滑らかさを最大にすると良いかもしれません。
- Smooth:カメラの動きをどれくらいスムースに見せるか設定します。0.25から1の間で設定でき数値が高ければカメラが固定されているような感じになり、数値を低くするとカメラの自然な動きを表現するようになります。
- Strength:エフェクトの強弱を設定します。-1~1まで設定でき、基本的には最大の1が良いと思います。
最後にモードについて説明しておきます。
- Perspective:パン、チルト、ズーム、ローテーション、遠近感を解析します。
- Similarity:パン、チルト、ズーム、ローテーションを解析します。
- Translation:パン、チルトのみを解析します。
カラーページで行う方法
DaVinci Resolveの「手振れ補正」は「カラー」ページで行います。
補正したい動画クリップを選んだら以下のように操作し、手振れ補正を行います。
- 「トラッカー」を選択します。
- 「トラカー」右上のドロップダウンリストから「スタビライザー」を選択します。
- 「スタビラウズ」ボタンをクリックして開始します。
- しばらくすると動画が解析され、結果を示すグラフのようなものが描かれれば完了です。