LXP-1とSupernatural Ambient VerbはどちらもLexicon(レキシコン)のplateリバーブが入っています。
どの程度の違いがあるのか、改造版LXP-1とSupernaturalの音を録って比較してみました。
では適当に弾いて一発録りです。
まずは先回改造したLexicon LXP-1の音(PLATE Bを使用)
次に DIGITECH デジテック Supernatural Ambient Verbの音(plateを使用)
当たり前ですが、どちらもLexiconの音です。好みで選んで良いレベルだと思います。
あえて違いを上げるならLXP-1にはPREDERAYがあり残響がかかるまでの時間を遅らせることができます。SupernaturalにはLIVELINESSがありリバーブの音色をコントロールできます。音作りの細かさはSupernaturalのノブのほうが細かいです。逆にLXP-1ならば刻みが荒いのでザックリと目盛を覚えておけるでしょう。
リバーブの掛かり方も若干違います。LXP-1のほうは最初にステレオ感あります。しかし残響成分が直線的で壁のような感じがします。おそらくこの壁のように迫ってくる残響感が好きな方も多いことでしょう。Supernaturalは原音を中心に広がって行き、より複雑なトーンへ変化する感じです。ゆっくりとした曲を弾いた場合や広い開場での音はこの残響のきめ細やかさが活かされると思います。ステレオで出した時「ゆらぎ感」があり、アルゴリズムは若干改良されているようです。