アコギ用のピックアップの定番、SUNRISE S-2。マグネチックピックアップをあれこれ違うものを試しても結局はこれに戻ってきてしまいます。ピエゾとブレンドした音も抜群です。しかしやはりあの「留め具」もしくは「治具」が壊れるのは時間の問題でしょう。
今まではその留め具をアルミ削り出しで作っていましたがコストと労力がかかりました。そこで3DプリンターReprap Prusa i3で作ることにしました。
いつものように設計は3D CADソフトはDesignSpark Mechanicalです。
オリジナルが割れる理由は、ネジが斜めになってしまうためです。このように垂直をキープする構造にすれば問題ありません。
取り付けた時の様子。分かりやすいように白で作ってみました。
強度も十分にあり問題なさそうです。
【3月9日追記】
ユーザー様のフィードバックでロッドによりSUNRISEのねじ穴の位置が若干異なっているものが旧バージョンにあることがわかりました。使用するSUNRISEによって使い分ける必要がありそうです。
以降これらをLバージョンとＳバージョンと呼ぶことにします。どちらのサイズがわからない場合とりあえずSサイズが無難です。