酒井 誠・ギタリスト Makoto Sakai

ギタリスト・酒井 誠ーMakoto Sakai。ZZLの主催者。  初心者歓迎:TSギター教室。

アコースティック・ギター用ピックアップの開発履歴

アコースティック・ギター用ピックアップの開発履歴

開発履歴

  • 2008年06月:オリジナル設計の基板を使用。電池を独立させ配線の自由度を上げる。
  • 2008年07月:コンデンサーマイクのカプセルをさらに良質のものを使用。
  • 2008年09月:システム3に両面2層配線のガラスエポキシを使用。
  • 2008年10月:グリーンレジストを施し、全面ベタGNDを採用。
  • 2009年01月:「サー」という高周波ノイズの低減、消費電力の軽減、青色LEDの採用。26日より裏面にGNDシールドを全面に貼り付け電磁波の影響を受けないようにする。
  • 2009年03月:ボリュームを物理的に強いものに変更しました。9日より量産を考慮し、片面基板に変更。これに伴い、グリーンレジストを廃止しました。性能は変わらず基板製作時間が半分になりました。
  • 2009年05月:アルミカバーを取り付けました。これにより、外来ノイズの軽減に加え物理的にも強くなりました。
  • 2009年06月:ボリュームをサウンドホールに取り付け手元で調整できるシステムVシリーズを加えました。
  • 2009年07月:ライブ本位で立ち上がりの早い音にするために特殊3連ピエゾ採用のLシリーズ登場。これにより販売するしシステムを基本的にシステム2Lとシステム2LVとしました。プリアンプの改良によりSN比をさらに改善しました。
  • 2009年09月:出力レベルを大幅にアップ。3連ピエゾを中空構造にすることにより、ピエゾでもエア感を増し加え、低音を増強しました。
  • 2009年11月:シャーシGNDを強化し、外来ノイズを減らしました。
  • 2010年01月:クリアな高音が出るように、ピエゾ部にハイカットフィルターを採用しました。
  • 2010年02月:出力インピーダンスを下げ、ケーブルから混入するノイズに対して強くしました。新開発2連ピエゾにより、各弦の分離を高めました。
  • 2010年04月:ピエゾピックアップ内部にハイカットフィルターを取り付けました。ピエゾ独特のキンキンした耳障りな高音部を大幅に減らすことができました。
  • 2010年08月:システム3Lとシステム3LVにおいて、マグネットからの超低音を拾うようにカットオフ周波数を下げました。
  • 2011年04月:ローパスフィルターによる音質改善をしました。
  • 2011年08月:システム2Lとシステム3Lでコンデンサーマイク用カップリングコンデンサをフィルムコンデンサに変更しました。
  • 2011年12月:高音部の周波数特性を若干変更し、「より忠実な音」にしました。
  • 2012年02月:ケースをより厚いアルミ板にしました。ノイズに強く、物理的な強度の点でも改善されました。
  • 2012年07月:回路定数を若干変更。多くの方の意見を参考に「まろやかな音」にしました。
  • 2012年10月:システム3LVのマグネット入力部分をRCAジャックに変更。信頼性の向上と共にシステム3Lで使用しているマグネットの使い回しができるようにしました。
  • 2013年01月:2つのピエゾで分離を高めた「Wシリーズ」を追加。また全システムにおいて基板を刷新しました。コンタクトピエゾの重心を変えてトップの振動を効率よく拾うようにしました。
  • 2013年04月:アルミテープを貼らなくてもよいように、コンタクトピエゾを改良しました。これ以降アルミ―テープは付属しません。
  • 2013年09月:コンタクトピエゾだけでも十分の音質が得られるように回路を調整しました。
  • 2014年03月:ピエゾ入力部分にハイカットフィルターを加えました。
  • 2014年05月:ピエゾ入力部分のハイカットフィルターを微調整しました。
  • 2014年05月:パッシブタイプのシステムPをラインナップに加えました。
  • 2014年08月:ピエゾ部分の台座を木製からアルミに変更。高音部の不要な共振を減らしました。
  • 2014年10月:配線自体の音を拾わないようにピエゾ部分のシールドを細くしました。
  • 2014年12月:パッシブタイプのシステムPにマグネットを追加できるシステムPSを追加しました。
  • 2015年4月:RCAジャックで繋げられるダブルピエゾオプションを追加しました。
  • 2015年6月:プリアンプを0から設計しなおし、コンタクトピエゾの構造も一新しました。
  • 2015年11月:樹脂製のケースを採用。ラインナップにピエゾシステムを追加しました。
  • 2016年1月:ケースを導電性樹脂にしました。ピエゾ専用の外付けプリアンプを追加しました。外付け2チャンネルプリアンプを追加しました。
  • 2016年2月:外付けプリアンプをスイッチ付ボリュームに変更。フォーンプラグを挿したままでも電源をON、OFFできるようにしました。
  • 2016年4月:外付けプリアンプをエンドピンジャック直付にしました。
  • 2017年5月:全システムにおいてコンデンサーの変更により高音部の音質を改善しました。
  • 2017年8月:2チャンネルシステムでピエゾとマグネットのバランスを取るために、RCA入力のゲインを半分にしました。
  • 2018年7月:ガタツキを減らし、簡単に入れ替えができる電池ケースにしました。
  • 2019年8月:帰還コンデンサーを音響用のフィルムコンデンサに変更しました。
  • 2019年12月:アンダーサドルをダブルピエゾとミックスする、2チャンネルシステムをラインナップに加えました。
  • 2020年2月:様々なシステムを作ってきましたが、完成度の高い2チャンネルシステムで一本化にすることにしました。

 

2020/02/18


 comment
  1. リンゴ より:

    すみません。
    このピックアップ、売ってますか?
    おいくらですか?
    試して見たいですね

    • sakai より:

      もちろん購入することができます。
      https://guitarsk.com/ts-pickup
      よろしくお願いします。

      • 野崎 より:

        質問失礼します。
        システムPSに取り付けるマグネットピックアップはパッシブのみですか?
        アクティブだと問題ありますか?
        よろしくお願い致します。

        • sakai より:

          パッシブのほうが望ましです。
          通常アクティブのピックアップは電源を投入するのにTRSのRSを短絡して行うので、ステレオ出力のシステムPSはRingを出力として使っているからです。

sakai へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)