Estlcamを使ってIllustratorからスタンプを作ってみる
2019/07/25
大まかな方法は以前と同様です。最新のバージョンは読み込みや保存時の確認待ち時間が増えてしまうので、以前のバージョンを使っています。
http://guitarsk.com/pc/1207
まず最初にIllustratorでスタンプとなる輪郭を作ります。フォントはアウトラインにしておきます。すべての図形は塗りなしの0.5pt程度の線で描いておきます。コツは全てを「線のみ」で描くことです。
「ファイル」メニューの「書き出し」を選び、ファイルの種類からDXFを選んで保存します。
次にEstlcamを起動して、先程保存したDXFファイルを開きます。内側から切削部分を指定しながら外側に向かって作業を進めます。
ツールに手持ちの0.5mmと1.5mmのエンドミルを追加しました。
切削部分が完成したら全体を「ミラー反転」します。必要に応じて保存しておきます。
最後にファイルメニューから「CNCプログラムに保存」を選ん「切削の深さ」を指定してでGコードとして保存します。これをCNCフライス盤で切削します。
まずは100均で買ってきたスタンプ用の消しゴムを切削してみました。これは予想通りゴム自体が変形し正確に切削できません。こうした柔らかい素材はレーザーがいいですね。モジュール買ったら試したいです。
うまくいったようです。