気軽に使える「導通チェッカー」の製作
2019/07/25
たくさん持っているテスター。昔ながらのアナログのほうが直感的に判断できるのですが、数年するとプローブが壊れることが多いです。デジタルテスターですと、デジタル処理するための遅延で結果出るのが遅れます。ただの通電チェックだけでもブザーが少し遅れて鳴ります。
そこで、気軽に使える「導通チェッカー」を作ることにしました。保護回、電圧制限、電流制限、ノイズ対策、全てなし。電源を通電させるだけの発信回路で済ませるにことにします。
オーディオ発信回路を作る
Target3001!で回路図、基板配置、Gコード書き出しまで行います。
回路図
基板。一か所ジャンパー
3D表示
今回は3つのGコードファイルを書き出しました。
穴:0.6mmドリル
切削:0.5mmエンドミル
基板の切り取り:1.5エンドミル
Target3001!でGコードを書き出すコマンドを呼び出します。
まだ詰めていませんが、今回の設定です。
「Erase rest copper bottom」にチェックを入れて余分な銅箔も切削しています。
無事動作しました。次にケースとプローブを3Dプリンターで作ります。
ケースとプローブを作る
より気軽にがコンセプトなので、端子部分はピンヘッダーを使うことにして、ケースT柄の部分は3Dプリンターで作りました。
デジタルとは異なり、レスポンスが早く、音のなり方で回路の状態が分かりやすいです。ただし電圧がある程度かかりますので、精密機器には使わないほうが良いです。