3Dプリンターは面白い:小型3Dプリンター「M3D The Micro」購入してみました。
値段も大きさも手頃な3Dプリンターを買ってみました。M3Dの「The Micro」です。小さいです。軽いです。見た目も良いです。
付属品はDCアダプターとUSBケーブルのみというシンプルさ。ソフトウエアはM3Dから開発中のものダウンロードします。
それでは早速プリントしてみましょう。
3D CADソフトは「DesignSpark Mechanical」使いました。 フィラメントは汎用のものをAmazonで購入3Dプリンター用PLAフィラメント 【1.75mm】【1kg】)。今回は白を購入しましたが、M3D の設定は純正フィラメントの型番しかなく、細かな設定ができない以上、試行錯誤をするしかありません。今後のソフトウエアのバージョンアップに期待しましょう。
(追記:温度だけは設定できます。PLAだとヘッドのファンが回り、ABSだと回らないようです。今のところこの白のPLAの設定温度は230℃でやっています。後ほど温度設定について詰めてゆきたいと思います。) (9/14 追記:M3Dの設定をYAWにするとABSでは低めの235℃に下げることができるようです。ABSも購入し試してみましたが、どうしても収縮による剥がれが上します。ヒートベッドや周囲を囲って温める必要がありそうです。)
フィラメントのついでに台座を傷つけないようにマスキングテープも購入しました。
ちょっとしたパーツや小さな筐体を作るには最適ですね。 今回使用した汎用フィラメント。
現時点でM3D The Microの使用できるフィラメントの型番は下記のとおりです。汎用フィラメントは「ABS」「PLA」と入力し、色を指定します。
- プリンタのサイズ:高さ185 mmの立方体
- 重さ約1キロ
- 任意のWindows, Mac, Linuxベースのシステムで使用することができる
- USB対応接続
- 異なる材料をサポート:ABS、PLA、ナイロンなどなど
- フィラメント:標準1.75mm。約225グラムのロール
- 標準フィラメントロールもサポート
- 取り外し可能なプリントベッド
- 50?350ミクロンのレイヤ解像度
- 15ミクロンのXとYの位置決め精度
- サイズ:印刷の高さ:116mm ベースプリントエリア: 109mm x 113mm 74mm以上のプリントエリア:91mm x 84mm
- 楽な、プラグアンドプレイの3D印刷を体験できるM3Dソフトウェア
- オープンソース・ソフトウェアをサポート(上級者向け)
15のイノベーション
M3DはMicroの導入でフィラメントベースの3D印刷の分野で多くの技術革新を導入しています:
- いままでで最もスペース効率の高い3Dプリンタ
- 机の上にきれいにフィットする軽量で、ポータブルなデザイン
- マイクロモーションチップは完全に自動レベリングと自動校正を提供
- いままでで最も静かな3Dプリンタ
- いままで最も低消費電力の3Dプリンタ
- 炭素繊維ロッド:ライト、頑丈、自己潤滑性があり長持ち
- 急速昇温、電力効率、信頼性と安全性のためのセラミックヒーター
- 大胆な色使い。シルバー、ブラック、ブルー、 レッドオレンジ、グリーンから選べる
- カメレオンPLAのような新しいフィラメント材料
- インスピレーションマイクロ・フィラメントスプール
- タッチ対応のソフトウェア
- 代替材料のための交換可能なプリントベッド
- 実験者のための交換可能なノズル
- 品質管理のため、米国の高速組立用に設計
- ABS系プリントのベッドを使用すると、より大きなABSパーツを印刷することが可能
3Dプリンターの入門用としてはなかなかコンパクトで良いと思います。PLAですとうまくプリントできますが、ABSだとどうも反りに負けてしまうようです。プリント速度も少し遅い気がします。ソフトウェアがまだベータバージョンなので改善に期待したいですね。