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タイムドメインスピーカーとフルデジタルスピーカーに期待

2019/07/22

以前ラインアレイスピーカーの研究をしたことがあるが、今気になっているスピーカーはタイムドメインスピーカー。

「USB DAC搭載スピーカー「ECLIPSE TD-M1」と“タイムドメイン”への疑問をぶつけた」記事はなかなか参考になります。

この記事の中の引用ですが大変興味深いです。

「ECLIPSEの音に対するコンセプトは“いい音”ではなく“正確な音”です。『周波数領域』ではなく『時間領域』、つまりタイムドメインを重視しているのです」

一般的にオーディオを調べるのにFFTなどを使いますが、あれはかなり曖昧な測定方法です。ある瞬間、瞬間を切り取って分析していますが、その間隔は大きいし、あまり細かく周波数帯域を分割することもできません。また、FFTで見るフラットな特性が必ずしも正確な音ではないのも事実です。たとえば低域が弱いので箱鳴りさせて補強すれば、周波数特性上フラットに近づきますが、その低域は本来の音とは違ってくるはずです」

以前からバスレフ方法の低音補強が「ボンボン同じような低音」「もたついた低音」「締りのない低音」「高音との位相が変」「高音部に影響を及ぼし定位が不安定」・・など少し違和感を覚えていた。このタイムドメインの理論は妙に納得です。今までバスレフ以外で低音の問題を解決するには大きく重いスピーカーやエンクロージャーが必要になりました。タイムドメインスピーカーの「インパルス応答」これが今後のスピーカー開発の鍵になりかも知れません。理論通りに音が出るのはまだ先かもしれませんが、次世代のスピーカーになり得ます。

これにフルデジタルスピーカーを組み合わせれば良い物ができそう。でもまだ時間がかかりそうです。

近いうちにインパルス応答にチューニングされたスピーカーを聞いてみたいです。


追記:秋葉にパーツを買いに。タイムドメインも試聴して来ました。

一通り必要なものを購入した後、大手家電量販店に寄ったところ、ECLIPSEのタイムドメインスピーカーが置いてありました。

音が出て無く店員もいなかったので、誠に勝手ながら配線を確認してCDから音を出させていただきました。最初は少し篭った音だと感じましたが、よくよく聞くと、音に変な味付けされてない感じです。 低音が出るとか高音が伸びるとか言うことは全くなく「地味な音」です。大きさの違う3種類のタイムドメインがありましたが、どれも音の傾向は同じで大型のほうが低音の深みが良くなってます。 雑音の中、他の高級スピーカーと聴き比べましたが、タイムドメインスピーカーは音が大人しすぎて売れないかもしれませんね。隣の箱型バスレフのほうが元気がよく第一印象は一般的にそちらが選ばれると思います。

しかし静かな環境で聞けば音の印象は大きく変わることがあり、この音はその類の音です。雑音の多い店頭では印象の残らない音ですが、この地味な音こそが「自然な音」なのかもしれません。事実、他のバスレフ型のスピーカーは音の主張があり、たくさんあるスピーカーから、「このスピーカーが鳴っている」とすぐにわかります。しかしタイムドメインスピーカーは並べであるどのスピーカーが鳴っているのか分からない広がりがあります。しかも無指向性のスピーカーと違ってしっかりとした定位もありました。

最終的には同じ結論つまり「好み」ということになるのでしょう。ドンシャリ系のBOSEのスピーカーが好きな人は絶対に買ってはいけません。しかし広がりのある音場と自然な定位が好きな人なら買っても良いかもしれません。私にとっては好みの音でした。もう少し安価なら買っていたかもしれません。いずれは「もどき」を自作してみようと思います。

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