【AviUtl】「イージングスクリプト」を使ってアニメーションに緩急を付ける。
2020/06/11
速度に緩急をつけることをイージング（Easing）と呼びます。AviUtlでも直線移動と加速減速移動を組み合わせれば自力で作成可能ですが、「イージングスクリプト」をより簡単に行うことができます。「イージングスクリプト」を使えば、物体を自然に動くアニメーションを作ったり、より個性的な動きをつけたりすることが簡単にできます。動き方のバリエーションは以下のようなものがあります。
移動だけではなく拡大・縮小・回転等にもイージングを加えることができます。
「イージングスクリプト」の導入方法
- 下記サイトよりイージングスクリプトをダウンロードします。
【AVIUTL】イージングスクリプト トラックバー対応版【スクリプト配布】
https://www.dropbox.com/s/3rdzyi4qpabtfpl/easing_tra.zip?dl=1 - ダウンロードしたZIPを解凍して、中身を「AviUtl」の「script」フォルダに入れておきます。「easing_tra」フォルダごと入れます。
準備はこれだけです。
「イージングスクリプト」の使い方
「円」を描いて、基本的な使い方を説明します。
- 円を描きます。
「タイムライン」で右クリックして「メディアオブジェクトの追加」「図形」です。
X軸を左にずらして、動き始めの位置にしておきます。 - 「X」軸ボタンをクリックして「easing_tra」＞「イージング（通常）＠イージング」を選択します。
スクリプトは「easing_tra」フォルダの中に入れたので階層構造になっています。フォルダではなく「script」フォルダに直接入れると階層構造にはなりません。
もう一度「X」軸ボタンをクリックすると「設定」が選べるようになりますので、クリックします。 - イージングの番号を入れいます。
これでイージングの番号に対応した動きになります。
