【DaVinci Resolve 16】入門No.11 編集の途中でフレームレートを変える方法
通常DaVinci Resolveは、最初にプロジェクトを作成するときにフレームレートを設定すると、そのタイムラインではフレームレートを変更できません。以前のバージョンでは新しいプロジェクトを作って編集しなおす必要がありました。しかしDaVinci Resolve 16は同じプロジェクトの中で新しいタイムラインを作り、新たにフレームレートを設定することができるようになりました。
新しいタイムラインの作り方
- 「ファイル」>「新規タイムライン」で新たなタイムラインを作るためのダイアログボックスを開きます。
- タイムライン名等を設定したら、左下の「カスタム設定を使用」をクリック
- すると基本設定以外にもタイムラインリフレッシュレートを含めた様々な設定を行えるようになります。
- 最後に「作成」をクリックして新しいタイムラインを作ります。
- 作られたタイムラインは画面上部で切り替えることができます。
- タイムライン表示オプションから「スタック表示」を選択すると、複数のタイムラインを同時に表示できるようになります。
- タイムラインの表示を追加したい場合は、それぞれのタイムラインの右上にあるアイコンをクリックします。「+」が追加、「-」が削除です。
- 追加してから、そのタイムラインに表示するものを「タイムラインを選択」から選ぶことができます。
このようにタイムラインを複数作れば、そのタイムライン間で自由にクリップをコピーすることができます。DaVinci Resolve 16は複数のプロジェクトを開いて編集することができますし、タイムラインも複数作って編集することが可能になりました。