【DaVinci Resolve 16】入門No.12 「調整クリップ」を利用してクリップを跨いでエフェクトをかける
2020/06/04
Fusionページは基本的に「クリップ」に対して設定しますので、クリップを跨いでエフェクトをかけることができません。そこで「エディット」ページのタイプラインに「調整クリップ」を配置してその中にエフェクトを入れればクリップを跨いでのエフェクトすることができます。またクリップを部分的にエフェクトしたい場合にも有効な方法です。
「エディット」ページで「調整クリップ」を使う
タイムラインに「調整クリップ」を挿入したなら、その中に加えたいエフェクトをドラックします。今回は新しく加えられたフィルター「ビネット」を選んでみました。
細かな設定は、これまでと同様に「インスペクタ」で行います。そしてこの「調整クリップ」は「カラー」ページでも使うことができます。
「カラー」ページで「調整クリップ」を使う
「エディット」ページで「調整クリップ」を加えると、その「調整クリップ」が「カラー」ページにも表れます。「カラー」ページで「調整クリップ」を選んで色の調整をすれば、その部分だけがカラー調整され、調整クリップ前後はオリジナルのままのカラーになります。「調整クリップ」を「カラー」ページで使えば部分的あるいは、クリップを跨いでカラー調整したいときには便利です。