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AviUtl Windows10 備忘録 日記

【AviUtl】「水滴エフェクトのつくりかた」の動画の解析

2020/06/10

AviUtlでこんなこともできるんだと思った動画がこれ。

でもテンポが速すぎてぜんぜんできません。ゆっくり再生しながら操作方法をまねてみました。

  1. 三角形の図形を作る
    拡張編集のタイムラインを「Scene 1」に切り替え、「Layer1」を右クリックして「メディアオブジェクトの追加」から「図形」を選んで「三角形」に変更し、「サイズ」と「縦横比」を変更してかなりの縦長の三角形にします。
  2. マスクを追加して先端を丸める
    図形ダイアログボックスの右上にある「+」をクリックしてマスクを追加し、マスクの種類を「円」に縦横比を設定して先端を丸くします。
  3. グラデーションをかける
    さらに図形ダイアログボックスの右上にある「+」をクリックしてグラデーションを追加し、グラデーションの形状を「凸形」にして開始色を「薄いグレー(ほぼ白)」、終了色を「黒」に設定し幅を調整して水滴の流れのように見えるようにする。
  4. アニメーション効果を追加する
    さらに図形ダイアログボックスの右上にある「+」をクリックして「アニメーション効果」を追加し、「ランダム配置」を選択、「設定」から「ランダム角度」のチェックを外します。数と範囲を操作して、いい感じにばらつくように調整します。
  5. Y軸を直線運動にして上から下に動くように設定する
    図ダイアログボックスののYをクリックして開始と終了位置を設定して上から下に流れるようにする。
  6. Scene 2を作る。
    拡張編集の左上をクリックして、Scene 2を選択します。「Layer1」を右クリックして「メディアオブジェクトの追加」から「図形」を選んで「背景」に変更し、図形ダイアログボックスの右上にある「+」をクリックして「ノイズ」を追加します。
  7. ここが要です。Scene 1に戻って「フレームバッファ」を挿入する
    Scene 1に戻ってLayer 2に「フレームバッファ」を挿入し、さらに「ディスプレイスメントマップ」を追加し、「(シーンから選択)」を選び「選択」ボタンから「Scene 2」を選択します。「元のサイズに合わせる」にチェックを入れておきます。左右にランダムに揺れるように「変形X」のボタンを押して「直線移動」を選び、数値を変更して調整します。これで降ってくる雨の部分は完成です。
  8. 同様の方法で、ガラスに張り付く水滴を作ります。
    「図形」を挿入して「アニメーション」を追加します。アニメーションの設定で「ランダム配置」設定の「ランダム角度」のチェックは外し、「数」と「範囲」を適当に変更して画面いっぱいになるように調整します。一番下の「3D配置(カメラ制御)」にチェックを入れておきます。
  9. 図形の「拡大率」を「ランダム移動」に、「Z」を「直線移動」にし、雨の粒が最初は大きく、徐々に小さくなるようにZ軸のオフセットを設定します。さらにグラデーションを加えます。この辺は試行錯誤です。
  10. 拡張編集の「Root」に戻って、元の動画の下に「フレームバッファ」を挿入し、「ディスプレイスメントマップ」を追加し、「(シーンから選択)」、選択で「Scene 1」選んで、「変形X」で「直線移動」、「変形Y」で「直線移動」を選んで適当にオフセットを設定します。

以上で、動画に水滴のスクリプトを加えることができました。「ディスプレイスメントマップ」って凄いですよね。

実際に作ったのがこれです。

 

 

 

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