【Windows 10】UEFI・セキュアブート（MBRからGPTへ変換）にしてWindows11をインストールできるようにする
2021/10/13
Windows11がインストールできない理由の大きな壁はセキュアブートに対応させることです。マザーボードのBIOSの設定を「UEFI」にしただけではセキュアブートにすることはできません。Windows10が使用しているCドライブがGPTでないとセキュアブートになりません。
バックアップを取ってから、MBRからGPTへ変換して、古いフォーマットから新しい規格のフォーマットにしておきましょう。
ＣドライブをMBRからGPTへ変換
まずWINDOWS10がインストールされているディスクの「ディスク番号」を調べる。
- 「スタート」ボタンを右ボタンクリックして現れたショートカットメニューから「ディスクの管理」を選びます。
- Windows10がインストールされているCドライブは、「ディスク0」だということが分かります。
- 「管理者」権限でコマンドを実行します。
「スタート」ボタンを右クリックして現れたショートカットメニューから「Windows PowerShell（管理者）」を選びます。
- GPTへ変換できるかを調べるための以下のコマンドを入力します。「/disk:＊」はCドライブのドライブ番号を入力します。今回は「0」でした。
mbr2gpt /validate /disk:0 /allowfullos
出力されるメッセージの最後の行に「Validation completed successfully」とあれば変換が可能です。変換できない場合は残念ながらCドライブをフォーマットが必要になります。
- 変換が可能であることを確認出来たら以下のコマンドを入力します。
mbr2gpt /convert /disk:0 /allowfullos
少し時間がかかりますが、「Conversion on completed successfully」と出れば、変換が完了です。
- PCを再起動すれば、UEFI・セキュアブートで起動されるはずです。
うまくいかない場合は、それぞれのBIOSの設定を見直します。特に「UEFI」が有効になっているかを確認してください。
Windows11をインストールしましたが、今のところ急ぐ必要も無いと思います。しばらく使った印象ですが、スタートのメニューが単純すぎて使いにくいです。プログラムやアプリを探すのに時間がかかります。使い勝手は今のところWindows10のほうが上です。Androidアプリが正式に動くようになったころバージョンアップを考えれば良いと思います。