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DaVinci Resolve 備忘録 日記

【DaVinci Resolve 16】入門No.05:メディアプールに素材を集めタイムラインで編集する

2020/06/03

DaVinci Resolveで新規に動画を作るには、まずは使う素材を集める必要があります。動画を作成する素材には、ビデオ、写真、動画、がありますが、これら集められた素材の集合と組み合わせを「ブロジェクト」と呼びます。

プロジェクトを設定する

DaVinci Resolveを起動すると、プロジェクトを選択する画面が現れます。この画面を「プロジェクトマネージャー」といいます。「ここから既存のプロジェクトをダブルクリックして開くことができます。

新たにプロジェクトを作る場合は「名称未設定のプロジェクト」を選んで作り始めることができます。

プロジェクトを作ったなら「プロジェクトの設定」をしておきます。右下の「歯車」のボタンをクリックして設定ダイアログボックスを開くことができます。

DaVinci Resolveを起動したらまず最初に新規プロジェクトを作成しましょう。分かりやすいプロジェクト名にします。新規プロジェクトを作成したら、右下の歯車のアイコンをクリックしてプロジェクトの設定を行います。

プロジェクトの設定から解像度やフレームレート等を設定しておきます。

プロジェクトという動画編集のための枠組みができたなら、そのプロジェクトで使う素材を集めます。

メディアプールに素材を集める

「ファイル」>「ファイルの読み込み」>「メディアの読み込み」です。メディアは複数選択することも可能です。

集められたメディアはメディアプールに置かれます。メディプールの左上の各ボタンによりメディアの「表示の仕方」「検索」「並び替え」が行えます。ここに集められた素材はDaVinci Resolveではクリップと呼んでいます。

またメディアプールの空いているところで右クリックして追加することも可能です。

またメディアプールは右クリックして「ビンを追加」して階層構造にすることもできます。クリップが増えてきたら整理するために使いましょう。ビンはフォルダのようなものと考えて良いと思います。

クリップを編集する場合の基本的な方法は、それぞれのクリップをタイムラインに持っていくことで可能になります。

特別な方法を覚えるのが苦手な場合は次の言葉を覚えましょう。

「困ったときの右クリック」

それでは次に行きましょう。

クリップをタイムラインに持っていく

クリップをタイムラインに持っていくには、ドラック&ドロップを使うことができます。タイムラインは上の段と下の段で構成されていますが、ドラック&ドロップするのは上の段のほうです。ここにさらにクリップを追加していくとこともできます。

タイムライン上のクリップはマウスのホールを回すことによって、編集ポイントの時間を移動させることができます。またソースビューアの下のボタンからも操作できます。

タイムラインに入れる前にトリミングすることも可能です。クリップをダブルクリックするとソースビューアに表示されます。そこではじめの部分インマーク、サイトの部分アウトマークをクリックして、ビューアの素材をタイムラインにドラックします。

また編集画面ではなく、カット画面で簡単に編集することも可能です。タイムラインに入れる前に、予め使いたいシーンだけにしておくと良いかもしれません。

 

もちろんタイムラインに入れてからも編集は可能です。

タイムラインに配置されたクリップを編集する

タイムラインに配置されたクリップは直感的に操作できると思います。トリミングによって不必要な前後の部分を取り除くことができます。

クリップの最初、あるいは最後にマウスポインターを持ってくるとトリムのマークに変わり、左右にドラックすることによって余分な部分を取り除くことができます。

クリップの途中を編集したい場合には一旦そのクリップを切り離してから行います。タイムライン上の「▼」を右クリックするとサークルメニューが現れ、ハサミを選ぶとクリップを切り離すことができます。

また編集画面の「ブレード編集モード」でも切り離すことができます。このカミソリのボタンをポイントすると「ブレード編集モード-B」と出てきますが、これはキーボードショートカットの文字でBを押しても同じ操作ができるという意味です。切り離した部分は「DEL」キーで削除し前に詰めることができます。「Back Soace」キーで削除すると間は詰まらずギャップが残ります。

音の編集も同様に行うことができます。また音量の調整はオーディオクリップを選択して表示される、右側のインスペクタによって変更できます。

このようにDaVinci Resolve でまず最初に行うことは動画で使うクリップを用意することと、そのクリップの使う部分だけトリミングしておくこと、そして見せたい順に配置することです。トリミングの方法は他にもたくさんあります。これらを中心の練習すると良いと思います。

細かいことは画面を見れば思い出せるでしょう。ここでの要点はタイトルに有るように

メディアプールに素材を集めタイムラインで編集する

ということです。

動画が一通りできたら、今度は少しだけ見栄えを良くしてみます。次回は「パンとズーム」及び「タイトル」の追加をしていきます。

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